6年生 算数(図形) 拡大図と縮図を理解しよう

6年生 算数(図形) 拡大図と縮図を理解しよう

6年生の図形の学習で拡大図や縮図について学習します。拡大図や縮図の学習は他の教科でも活用する内容になります。しっかりと理解しましょう。

拡大図と縮図

拡大図と縮図で学習する内容とどんな問題が出るのか確認していきましょう。

性質

もとの図を、形を変えないで大きくしたものを拡大図、形を変えないで小さくしたものを縮図といいます。対応する角の大きさは等しくなります。対応する辺の長さの比は等しくなります。

正三角形はどの角の大きさも60度です。正三角形が大きくなっても小さくなってもどの角の大きさも60度です。正方形はどの角の大きさも90度です。どんな大きさでも90度です。なので形を変えていなければ、角の大きさが等しいのは分かるかと思います。

対応する辺の長さの比が等しいとはどういう事でしょうか。ここで大切なことは辺の長さではなく、比であるという事です。つまり、1つの辺が2倍の長さであれば、他の辺も全て2倍されているということです。反対に半分の長さであれば、他の辺も全て半分になっているということです。

どんな問題が出るの?

大きく4種類の問題が出てきます。

①拡大図や縮図の関係にある図形のペアを選ぶ問題

②対応する辺や角を求めたり、対応する辺の長さや角の大きさを求めたりする問題

③拡大図や縮図を作図する問題

④拡大図や縮図を活用して文章題を解く問題

拡大図や縮図を活用して文章題を解くためには、基礎を理解しておくことが大切です。①~③をしっかりと解けるようにしましょう。

 

まとめ

拡大図や縮図のことは、理解できましたか。繰り返し問題を解き、理解を深めていきましょう。