小学5年生でも出来るプログラミング【公倍数】

小学5年生でも出来るプログラミング【公倍数】

前回に続き、倍数や公倍数を使ったプログラムを作ってみましょう。前回使ったプログラムを2つ、3つ組み合わせることで簡単に作ることができます。

2つの倍数で作る

3の倍数と5の倍数の時、それぞれ、3の倍数、5の倍数と表示するプログラムを作りましょう。

倍数のプログラムを作ろう

前回のように3の倍数を表示するプログラム、5の倍数を作るプログラムを作りましょう。

      

2つの倍数のプログラムを作ろう

2つのプログラムを組み合わせましょう。公倍数は「3の倍数」と表示されてしまいます。まずは公倍数の時の表示は無視して作りましょう。

  

公倍数の処理

では、公倍数をどうすればよいか考えてみましょう。

公倍数とは、どんな数字?

公倍数はどのような数でしょうか?様々な答え方があるでしょう。倍数を表示したときを参考に考えましょう。何で割り切ることができるか考えると、最小公倍数である15で割り切ることができる数です。これを活用して、プログラムを作ってみましょう。

プログラムを作ろう

15の倍数の時に「3と5の公倍数」と表示するプログラムを作りましょう。そして、今まで作ったプログラムと組み合わせてみましょう。組み合わせるときには順番がとても大切です。プログラムは順次処理といって上から順番に処理されていきます。なので、公倍数を表示するプログラムが最初に来るようにプログラムを作りましょう。そうしないと、「3の倍数」もしくは「5の倍数」と先に表示されてしまいます。プログラミングの学習のために、一度順番を変えて動かしてみてもいいかもしれません。

まとめ

これで、倍数や公倍数を活用したプログラムを作ることができましたね。数を変えたり、3つの公倍数のバージョンを作ったり、いろいろ試してください。プログラミングの学習にも、算数の学習にも最適だと思います。