お金持ちだけがもっているもの

お金持ちだけがもっているもの

お金持ちとはいったいどんな人なのでしょうか。お金持ちがもっているものについてまとめていきたいと思います。あなたもお金持ちに近づきましょう。

お金持ちとは

まず、お金持ちとはどのような人のことでしょうか。

お金持ちのイメージは?

お金持ちというと東京のタワマンの高層階や豪邸に住んでいたり、何億、何千万というお金をもっていたりする人というイメージをもっていませんか?1億円のお金を持っていれば、お金持ちでしょうか?サラリーマンの生涯年収が2億~3億程度言われています。では、3億円のお金があればお金持ちなのでしょうか?いいえ、本当のお金持ちとはそういう人ではありません。たしかに、それだけのお金があれば、生活に困らずに暮らしていくことができるでしょう。こんな話を聞いたことはありませんか?「宝くじで高額当選した人が破産をした」

お金をただ持っているだけの状態をお金持ちとは言わないのです。

お金持ちってどんな人のこと?

本当のお金持ちとは、お金をただたくさん持っている人ではありません。お金に関する知識と経験があり、お金の稼ぎ方や増やし方を知っており、お金に困らずに生活できる人のことをいいます。

お金持ちになるために必要な力は?

お金持ちが持っているお金に関する知識とはどんなものでしょうか。

お金を貯める力

働いて得たお金を無駄なことに使わずにためることです。収入で得たお金の1~2割を貯金するという簡単なことです。言うは易く行うは難し。これを実践するとなると、簡単ではないかもしれません。しかし、先取り貯金や財形貯蓄という制度を活用して、もともと自由に使えるお金を収入の8~9割にして生活するということもできます。財形貯蓄では、税制の優遇措置もあるので、ぜひ活用してみましょう。

お金を増やす力

そうして貯金できたお金をそのまま現預金でおいておいても増えることはありません。それどころか物価の上昇、社会保険料の値上げ、消費税の増税、インフレなどの影響でお金の価値はどんどん低下してしまいます。銀行に預けておけば、10円は10円のままです。少し前まではうまい棒を買うことができましたが、今は10円では買うことはできません。お金の価値は下がっていく一方なのです。物価上昇率(インフレ率)は2%を目標に設定されています。つまり、毎年2%ずつ、ものの値段が上がり、お金の価値は下がっていくのです。では、なにをすればよいのでしょうか?それは投資をすればよいのです。投資の利益は平均で毎年5~7%と言われています。もちろん、適切に銘柄を選定し、適切に運用した場合です。これは、少し勉強すれば、誰でも到達できる利回りです。この投資を実践できれば、物価上昇よりも多くのお金が増えていくことになります。ぜひ、投資を行い、お金が増えていく感覚をつかんでみましょう。

お金を稼ぐ力

お金を増やすためには、投資を行うための原資が必要です。もちろん、少額でも構いませんし、最初は少額から取り組むことをお勧めします。投資を行い、お金を増やす経験をしていくと、原資の大切さを感じてくると思います。100万円を10%で運用しても10万円にしかなりませんが、1億円を1%で運用できれば、100万円の利益を得ることができます。投資に回すお金の多さが大切という事が分かると思います。そのためには、お金を稼ぐ力を高める必要があります。高収入な企業に努めたり、転職したり、副業で収入を得たりして稼ぎを高め、投資にどんどんお金を回してくことが大切です。

お金持ちが必ず持っているもの

お金持ちが必ず持っているものは、資産です。また、自分の資産と負債を把握するバランスシートも持っていることがほとんどでしょう。バランスシートとは、資産と負債、純資産を分かりやすくまとめた表のことです。ここでいう資産と負債とはどんなものでしょうか?

資産とは

資産とは、将来の収入につながるものです。現金だけでなく、株や債券、不動産などが資産にあたります。ただ、不動産と言っても、すべてが資産となるわけではありません。毎月ないし毎年、お金を運んでくるものを資産というのです。収入を生まないものは資産とは言えないのです。

負債とは

負債とは、将来の支出につながるものです。ローンや借金、カードの支払いなどが負債にあたります。不動産も負債として扱われることがあります。たとえば、3000万円で買った新築の家は資産ではなく、負債として扱われることがあります。3000万円で買ったのだから、3000万円の価値があるかというそうではありません。売るときには大きく値を下げて売却することになるかもしれません。新築の場合は、広告費や諸経費が上乗せされている場合があります。なので、家自体の価値は3000万円より低い場合がほとんどです。さらに、ある程度の期間を自分が住んでから売るとなると、さらに値下がりしたり、リフォームしないと売れなかったりすることも考えられます。なので、一部の不動産は負債として扱われてしまうのです。不動産を資産として購入する際は、売る時の値段がいくらになるかを考える必要があるという事ですね。

まとめ

ここまで、お金持ちが持っている力と資産・負債について話してきました。3つの力をバランスよく育てて、お金持ちに少しでも近づきましょう。目標に達成できなかったとしても、近づくことができれば、より豊かに暮らすことができるでしょう。